エシカル・ラボinひょうご
エシカル・ラボは「食べる」、「使う」、「買う」という行動の中にある「エシカル消費への気づき」につながるイベントになりました。
令和元年9月29日(日)神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて、エシカル消費普及・啓発シンポジウム「エシカル・ラボinひょうご」を開催し約1,100名の方々にご来場いただきました。
今回のエシカル・ラボは毎日の生活で必ず行う「食べる」、「使う」、「買う」という行動の中にある「エシカル消費への気づき」につながるイベントとなりました。
会場の様子
生安兵庫県県民生活局長による
開会の挨拶
ステージイベントではウェルカムバンドの演奏から始まり、生安兵庫県県民生活局長による開会の挨拶の後、「ファッション」をテーマとしてエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗氏を進行役に地元の高校生・大学生・事業者のトークセッション、古着リメイクファッションショー、吉本芸人「天才ピアニスト」、「モンスーン」によるエシカル漫才が披露されました。
神戸学院大学混声合唱団
パンドラ
ベルリンガーズ Lene(ハンドベル)
進行役
鎌田安里紗氏
吉田孝行氏
(タビオ株式会社)
吉山 理梨子氏
(兵庫県立大学)
藤井 良奈氏 赤松 穂乃佳氏
(兵庫県立西脇高等学校)
古着リメイクファッションショー
(兵庫県立大学×兵庫県消費者団体連絡協議会)
天才ピアニスト
(吉本興業)
モンスーン
(吉本興業)
最後に松森女性生活部長によるエシカル宣言の後、次回の開催地である静岡県へ「エシカルバトン」の引継ぎが行われ、高島消費者庁審議官による閉会挨拶で幕を閉じました。
松森女性生活部長による
エシカル宣言
エシカルバトンの引継ぎ
「次回開催地静岡県へ」
高島消費者庁審議官による
閉会挨拶
ステージイベントの中では兵庫県立西脇高等学校の皆さんによって地場産品である播州織を使ったファッションショーが行われました。
その他の体験イベントでは親子でソーラーライトを作ったり、パフェを作って食べたり、靴下の廃材でぬいぐるみを作ったりしました。
播州織ファッションショー
(兵庫県立西脇高校)
子供向けのワークショップを開催し、「エシカル消費」について学べるイベントを行いました。このワークショップには、小学生・保護者約20名にご参加いただきました。このプログラムでは地球温暖化や貧困、児童労働など、世界が抱える様々な課題について学んだ後、スーパーマーケットに見立てた会場で、その課題解決につながる商品を探すゲームを実施しました。子供たちは、人や社会、環境などに配慮して生産された食品や日用品、雑貨、合わせて約70品目が並べられたテーブルを囲み、熱心に認証マークや認証ラベルを探したり、裏面の表示を読んだりしながら、手にした商品の生産地や製造工程、環境への影響などについて考えていました。
受付の様子
イヤヤンも登場
世界が抱える課題についての
プレゼンテーション
保護者からは「買物の際、マークを気を付けて見たい」という声や、「夏休みの自由研究に良さそう」など多くの声が寄せられました。
また、1階ロビーの特別展示コーナーや各教室でもオーガニック野菜や天然素材のコスメの販売、事業者による展示・ゲームも行われました。同時にフェアトレードのドキュメンタリー映画の上映も行われ、「エシカル消費」を知らない、聞いたことがない方々にその必要性や取り組み事例を発信する場となることができました。
テレビの解体で「資源の大切さ」を学ぶ体験プログラムもあり、楽しくリサイクルを学んでいました。