ステージイベントは山口県内のエシカル消費に関するお話がたくさん聞けて、有意義なイベントになりました。
平成30年10月20日(土)、山口県山口市のセントコア山口において、「エシカル・ラボ in山口~あなたの消費が世界の未来を変える~」を開催し、約120名の方々にご来場いただきました。
第1部では、消費者庁審議官高島による開会挨拶の後、エシカル インスティチュートなごや副代表の三輪昭子氏に、お話をしていただきました。
高島消費者庁審議官による
開会挨拶
エシカル インスティチュート なごや副代表 三輪氏
「『エシカル消費』はじめの一歩」
第2部では、NPO法人フードバンク山口の理事長を務める山口県立大学の今村主税准教授にご講演いただいた後、今村准教授の進行のもと、山口県内でエシカル消費に取り組む事業者や行政、消費者団体の代表者の方に、それぞれの活動についてご紹介をいただきました。
第3部は若者による取り組み事例に焦点を絞り、高校生や大学生に取り組みについて、お話をしていただきました。
第4部は山口県知事の挨拶で始まった後、山口県による消費者啓発標語の表彰式が行われたほか、山口県のマスコットキャラクターでPR本部長である「ちょるる」の「消費者教育推進大使」の委嘱式を行い、審議官より委嘱状を授与しました。最後の締めくくりとして、知事と会場が共に「山口エシカル宣言」の唱和を行い、次回の「エシカル・ラボ」開催地である京都府への「エシカルバトン」の引継ぎが行われました。
村岡山口県知事の挨拶
「ちょるる」の
「消費者教育推進大使」委嘱式
山口エシカル宣言
エシカルバトン引継ぎセレモニー
佐伯山口県環境生活部長による
閉会挨拶
「イヤヤン」と「ちょるる」が
参加者をお見送り
また、当日の午前中には、県内における「エシカル消費」の浸透に向け、多様なステークホルダーが議論する場として、「平成30年度地方消費者フォーラム」の意見交換会を実施し、「エシカル・ラボ」の登壇者を含む県内の事業者などが出席し、活発な議論がなされました。
第2部ステージイベントの中でNPO法人フードバンク山口の理事長を務める山口県立大学の今村主税准教授から、「食から考えるエシカル消費」と題し、我々の消費行動に変化が求められている背景や、食品ロスの問題についてお話をしていただきました。その後、今村准教授の進行で、山口県内でエシカル消費に取り組む山口県消費者団体連絡協議会の蔵田氏や・フェアトレード雑貨&カフェsouq(スーク)の松浦氏、山口県地域消費者団体連絡協議会 会長の吉冨氏にそれぞれの活動についてご紹介をいただきました。
また、セントコア山口内の別会場にて、山口県による「エシカル消費」に関わる商品の物販が行われ、「エシカル・ラボ」にご来場いただいた多くの方々でにぎわいました。
山口県立大学 今村准教授
「食から考えるエシカル消費」
山口県消費者団体連絡協議会 蔵田氏
「お買い物から考えるエシカル」
フェアトレード雑貨&カフェ souq(スーク) 松浦氏
「フェアトレードをもっと身近に!」
山口県地域消費者団体連絡協議会 会長 吉冨氏
「『消費』それは選択~今、求められる選びとる力~」
第2部ステージイベントの中で山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課の橋本氏は県民を巻き込んだ"ごみ減量化"キャンペーンなどのお話をしていただきました。
山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課 橋本氏
「ごみの減量から考えるエシカル」
第3部のステージイベントも中では、山口県立宇部高等学校探究科の学生たちによる食品ロスの削減に向けた研究プロジェクトと、山口県立大学公認サークルYPU TFT Projectの学生によるTFT(Table For Two)の取り組みについて、学生たち自身からお話をいただきました。
山口県立宇部高等学校 探究科
「SGHに取り組む中で出会った『エシカル消費』」
山口県立大学 公認サークル YPU TFT project
「YPU TFTから発信するエシカル消費で国際協力」
山口県立大学 公認サークル YPU TFT project
「おにぎりアクション」の紹介
また、当日の午前中には、県内における「エシカル消費」の浸透に向け、多様なステークホルダーが議論する場として、「平成30年度地方消費者フォーラム」の意見交換会を実施し、「エシカル・ラボ」の登壇者を含む県内の事業者などが出席し、活発な議論がなされました。
参加者からは「山口県内で多くのエシカル消費に関する取り組みがあることに驚いた。」という声や、「『愛』のある消費行動を積極的に行っていきたい。」、「自分の周りの人に伝える努力をしていきたい。」など、今後の山口における取り組みの浸透を期待させる多くの声が寄せられました。