日本マクドナルド株式会社が思う“エシカル消費”とは

エシカル消費は、私たち企業と、お客様、ビジネスパートナー、地域の皆さまとご一緒に持続可能な社会の実現を目指して共に取り組んでいくことが不可欠と考えています。

これまでの活動を教えて下さい。

お客様にできたてのおいしさをご提供すると共に、食品廃棄を可能な限り削減することを目的に、注文をいただいてからバーガー類を調理するメイド・フォー・ユーシステム(MFY)を開発、全店への導入を2005年に完了しました。MFYシステム導入前比較で、完成品商品の廃棄は半分以下となり、食品ロスの削減につながっています。

また、廃食油(使用済みのフライオイル)は、主に鶏の配合飼料として、ほぼ100%をリサイクルしています。

メイド・フォー・ユーシステム

いま取り組んでいる・注力していることは?

過剰漁獲の抑制、生産者の人権保護、児童労働の禁止、アニマルウェルフェアなどが盛り込まれたマクドナルドの厳しい調達基準に沿って、持続可能な原材料調達に取り組んでいます。

特に、持続可能な原材料調達や環境・社会的配慮、生物多様性等につながるサステナブル・ラベルの取得を積極的に進めており、お客様向け紙製容器包装類にはFSC認証の紙、フィレオフィッシュにはMSC認証のスケソウダラ、コーヒーにはレインフォレスト・アライアンス認証を取得した農園が栽培するコーヒー豆、店舗で使用しているフライオイルにはRSPO認証のパーム油を使用しています。また、サステナブル・ラベルについて多くの方に知っていただくための啓発活動にも注力しています。

FSC(R)認証
MSC認証

 

マックでおもちゃリサイクル

今後の構想・取り組みたいこと・野望などは?

遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃを回収して店舗で使用するトレイにリサイクルする「マックでおもちゃリサイクル」など、お客様にも楽しく参加いただけるような取り組みを実施したり、プラスチック使用量削減に向けた開発を進めたり、エシカル消費を通じたサステナブルな社会をお客様と共に実現できるよう取り組んでいきたいと考えています。

また、店舗や物流におけるエネルギー課題も、さらに積極的に取り組む責任があると考えています。

マックでおもちゃリサイクル

 

 

日本マクドナルド株式会社

日本全国でハンバーガー・レストラン・チェーンを展開する企業で、約2900店舗で約17万人のクルー(アルバイト)が働き、毎年延べ13億人のお客様にご来店いただいています。

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