津山 朱実さんが思う“エシカル消費”とは

インスタグラムを活用してオンラインとリアルにエシカルな暮らしを提案

これまでの活動を教えて下さい。

エシカルやサスティナブルをテーマに身近な暮らしの中で誰でもできることをおもにインスタグラムを使って提案、発信しています。

コンポストからできる「たい肥」を使ってベランダ菜園で野菜作りや、環境にやさしいペイントを使って家族でセルフリノベーション。使ってみて良かった環境に配慮した商品の提案や若い世代が頑張っている企業を応援。また廃棄されてしまう輸入壁紙のサンプルを使ったアートパネル制作のワークショップをしています。

インスタグラムというツールを使うことは写真力も必要だと考えていますので、ひと目見て、自分もできるかも~!取り入れてみたい~!という気持ちを持って頂きたいので、写真が素敵に映える「写真スタイリング」のレッスンをしています。

発信することでどなたかの「気づき」になればよいと思っていて、私自身も日々勉強です。

津山 朱実さん

 

ETHICAL LIFE 2021

いま取り組んでいる・注力していることは?

持続可能な暮らしを応援するコミュニティを作って活動をしています。

地元密着、地産地消をモットーとし生活の軸となる衣食住の中で、環境に配慮した事柄をSNS、ワークショップや施設見学会などを通してサスティナブルな暮らしの提案をして、応援しています。

私たちの活動を皆さんに知ってもらうこと、一緒に楽しんでもらうことを目的にして10月と12月にエシカルマルシェとワークショップを開催しました。継続して活動をしていく予定です。 個人的には、プラスチック類の利用【使用】を減らすこと。ベランダ菜園の栽培種類を増やすこと。(葉物野菜にチャレンジ)

また、環境に良いからと言って新しいものをすぐに購入するのではなく今使っている物は最後まできちんと使い切ることを心掛けています。

ETHICAL LIFE 2021

 

今後の構想・取り組みたいこと・野望などは?

・持続可能な暮らしを応援するコミュニティでは、情報交換をしながらだれもが主役になれるような仕組みづくりをして活動を広げたい
・フェアトレードや社会福祉に詳しい方と一緒にディスカッションや講演会などを開きたい。
・自然や地球環に関する課題の解決について、身近な家庭生活の中で私たち世代ができることを提案し、書籍にしたい。
・ハンディキャップがあっても暮らしやすい家の在り方の研究
・「サスティナブル×生前整理」なども・・・これからの課題です。

廃棄されてしまう壁紙サンプルを再利用してアートパネルにする(アップサイクル)

 

 

津山 朱実
エシカル暮らしクリエイター
インテリアコーディネーター歴24年
二級建築士・整理収納アドバイザー

住宅リノベーションの仕事に携わったのをきっかけに古くなっても工夫次第で住まいやすくなることや繰り返し使うことの大切さを再認識。 大量に作られて廃棄されていく様々なものに対して不要なものは「ゴミ」ではなく「宝」になるのでは?と考え始める。

国連WFPゼロハンガーチャレンジ2020年アンバサダー・2021年サポーター
(TOKYO 2020 パラリンピック、セレモニーキャスト/アシスタントキャストとして開会式・閉会式に参加)

三男一女の4人の母

モットーは、地産地消、地元密着生活。ひとりの100歩より100人の一歩を。買い物は投票だ。足るを知る。

 

津山 朱実さん